庇(ひさし)トップライト
トップライト(天窓)とは、屋根面に開口を作って設置する窓のことで主に日当たりが期待できない場所や住宅密集地で視線が気になる場合などに設置されています。
今回は庇(ひさし)のトップライトに雨漏りが発生しているお客様宅の調査を行ったところ、トップライト周囲のシーリング材の劣化が原因である事が判明しました。
長年雨風と日光に耐えてきた防水シーリングは、劣化してところどころ切れが生じてきます。雨漏りを防ぐため10年に一度はシールの打ち替えをおすすめします(^^)!
★すまいのちょっと紹介★
今日はトップライトのメリット・デメリットを簡単にご紹介したいと思います!興味のある方はご覧ください(^o^)
メリット
①採光…壁にある通常の窓の3倍の光を取り入れられる
②プライバシー性…住宅密集地など窓が大きくとれない場合、近隣からの視線が気になりにくくプライバシー性を担保できる
③通風…開閉式の天窓であれば壁面の窓から天井に向けて、室内に風の通り道ができるので風通しを期待できる
デメリットと対策
①雨漏り…屋根の十分な勾配が取れていないと水の流れが弱く雨漏りしやすい
→屋根の勾配をある程度確保する
②掃除・メンテナンス…開閉できないタイプや押し出し式の場合、自分で掃除するのは難しい。→清掃は頻度高く行うものではないので、リフォームや屋根の修理のタイミングでOK!
③暑さ・寒さ…日当たりの良い場所に設置した場合、強い日差しで暑くなりやすい。断熱性が弱くなり積雪に対する耐久性が気になる。→機能性や断熱性の高いガラスを選ぶ。遮光カーテンやブラインドを取り付けるのも有効的
以上本日の★すまいのちょっと紹介★でした。
リフォームや新築、メンテナンスなどを検討中の方の参考になれば嬉しく思います(^o^)